定義
現在の雇用主との雇用関係を終了し、別会社(グループ会社等)に正式に移籍する人事異動。出向とは異なり元の会社との雇用関係が消滅する。
詳細解説
転籍とは、現在の使用者との雇用契約を終了させ、別の企業(多くの場合グループ子会社・関連会社)と新たな雇用契約を締結する人事異動の形態です。在籍出向とは異なり、元の会社への復帰権がないため、事実上の転職に準じます。転籍には労働者本人の同意が必要であり、使用者が一方的に命令することはできません。転籍に際しては「給与・役職・退職金の引き継ぎ条件」「元会社との関係」「転籍先での雇用条件」を詳しく確認することが重要です。グループ会社への転籍が打診された場合、条件が不利なケースもあるため、弁護士や転職エージェントへの相談も選択肢に入ります。
使用例
1
親会社から子会社への転籍を命じられ、雇用条件が変わるため弁護士に相談しました。
2
転籍後も退職金が通算勤続年数で計算されるか、事前に確認しました。
3
グループ会社への転籍は本人同意が必要なため、条件交渉の余地があります。
よくある誤解
転籍は言葉の意味だけ覚えれば十分、という理解は不十分です。選考では自分の経験に結びつけて説明できることが重要です。
転籍は企業ごとに使われ方が少し異なります。求人票、面接、オファー面談で何を指しているかを確認してください。
転籍を強調しすぎると、実績や判断軸が曖昧に見える場合があります。数字や具体例とセットで使うのが安全です。