定義
有期雇用が通算5年を超えた場合に、労働者の申し込みで無期雇用に転換できる制度。2013年労働契約法改正で導入。
詳細解説
無期転換ルールとは、2013年の労働契約法改正(第18条)により導入された制度で、同一の使用者との有期労働契約が通算5年を超えた場合、労働者が申し込むことで無期労働契約(定年まで継続する契約)に転換できる権利です。対象は契約社員・パートタイム・嘱託社員など有期雇用で働くすべての人です。使用者は正当な理由なく申込みを拒否できません。ただし「無期転換=正社員」ではなく、待遇や職種は有期雇用時の条件が維持される場合もあります。転職活動では、現在有期雇用で働いている場合に無期転換権の有無を確認し、転換申込みと転職活動のタイミングを戦略的に判断することが重要です。
使用例
1
契約社員として6年勤務したため、無期転換ルールを利用して無期雇用に転換しました。
2
無期転換申込権が発生する前に転職を決断し、正社員として新しい会社に入社しました。
3
無期転換後も待遇が変わらなかったため、正社員採用を求めて転職活動を開始しました。
よくある誤解
無期転換ルールは言葉の意味だけ覚えれば十分、という理解は不十分です。選考では自分の経験に結びつけて説明できることが重要です。
無期転換ルールは企業ごとに使われ方が少し異なります。求人票、面接、オファー面談で何を指しているかを確認してください。
無期転換ルールを強調しすぎると、実績や判断軸が曖昧に見える場合があります。数字や具体例とセットで使うのが安全です。