定義
月の残業時間を事前に見込んだ形で固定額を給与に含める制度。みなし残業代とも呼ばれる。
詳細解説
固定残業代(みなし残業代)とは、あらかじめ一定時間分の残業代を月給に組み込んで支払う制度です。例えば「月給30万円(うち固定残業代3万円、20時間分含む)」と設定した場合、20時間以内の残業は追加支払いなし、超過分のみ追加支払いが必要です。合法的に運用するには「何時間分か」「いくら含まれているか」の明示、実際の残業が固定時間を超えた場合の差額支払いが必要です。転職活動では求人票に「固定残業代含む」と記載されている場合、実際の平均残業時間と固定時間の差異を面接で確認することが重要です。固定残業代を悪用して実質的にサービス残業を強いる企業も存在するため、注意が必要です。
使用例
1
求人票に「月給35万円(固定残業代40時間分含む)」と記載されており、実際の残業時間を確認しました。
2
固定残業代が40時間分含まれているため、実質的な時給換算では見た目より低い年収になります。
3
固定時間を超えた分の残業代が支払われない場合は労働基準法違反の可能性があります。
よくある誤解
固定残業代は言葉の意味だけ覚えれば十分、という理解は不十分です。選考では自分の経験に結びつけて説明できることが重要です。
固定残業代は企業ごとに使われ方が少し異なります。求人票、面接、オファー面談で何を指しているかを確認してください。
固定残業代を強調しすぎると、実績や判断軸が曖昧に見える場合があります。数字や具体例とセットで使うのが安全です。