デザイナー転職では、見た目の完成度だけでなく、事業課題をどう捉え、誰と合意し、どの指標を動かしたかが問われます。2026 年は Figma の共同編集やデザインシステム運用まで見られるため、ポートフォリオの作り方が合否を大きく左右します。
デザイナー転職 2026|UI/UX・グラフィック・プロダクト別年収
UI/UX、グラフィック、プロダクトデザイナーの違いと、2026 年の転職市場で評価されるポートフォリオ、Figma 運用、年収レンジ、面接で見られるポイントをまとめます。
※ 当ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。掲載企業から成約時に紹介料を受け取る場合がありますが、評価内容・順位は編集部独自の基準に基づいています。
目次
転職判断に必要なのは、制度や市場の変化を自分の経験に引き寄せて読み解くことです。
UI/UX・グラフィック・プロダクトの違い
UI/UX デザイナーは画面設計とユーザー体験の改善を担います。グラフィックデザイナーはブランド表現、広告、紙・デジタルのビジュアル制作が中心です。プロダクトデザイナーは UI/UX に加え、プロダクトマネージャーやエンジニアと並走しながら機能の優先順位やリリース後の改善まで関わります。
転職市場で年収が伸びやすいのは、事業指標への関与が深いプロダクトデザイナーです。27〜32 歳では UI/UX が 500〜750 万円、グラフィックが 400〜650 万円、プロダクトデザイナーが 600〜900 万円程度を狙えます。もちろん企業規模や英語力で上下しますが、単なる制作担当より、意思決定に関わった経験が強く評価されます。
この記事で役立つ転職サービス
ポートフォリオで見られる 5 つの観点
採用側は完成画面だけを見ていません。課題設定、制約条件、検討した案、関係者との合意、リリース後の結果を見ています。特に中途採用では「美しい UI」より「なぜその UI にしたか」を説明できるかが重要です。
ポートフォリオには、案件ごとに担当範囲を明記してください。リサーチ、情報設計、ワイヤー、ビジュアル、プロトタイプ、ユーザーテスト、実装レビューのどこまで担当したかが分からないと、採用側は実力を判断できません。職務経歴書とポートフォリオの違いを意識し、履歴ではなく意思決定の記録として見せるのがポイントです。
Figma の評価基準は「使える」から「運用できる」へ
2026 年のデザイナー採用では、Figma の操作経験だけでは差別化になりません。コンポーネント設計、Auto Layout、Variables、デザインシステムの命名、エンジニアへのハンドオフ、レビュー運用まで見られます。特に SaaS や事業会社では、画面を作るだけでなく、チームが迷わず使えるルールを作れる人が評価されます。
面接では「コンポーネントの粒度をどう決めましたか」「デザインシステムが崩れたときにどう修正しましたか」と聞かれることがあります。リモート環境での共同作業経験は リモートワーク向けポートフォリオ と相性が良く、非同期で合意形成した事例を入れると説得力が増します。
未経験領域へ移るときの見せ方
グラフィックから UI/UX、UI/UX からプロダクトデザインへ移る場合は、いきなり肩書きを変えるよりも、既存経験の中にある共通点を切り出します。たとえば広告 LP の改善経験は、ユーザー導線と CVR 改善の実績として UI/UX に接続できます。ブランドガイドライン作成は、デザインシステム運用の素地として説明できます。
採用側が不安に思うのは、事業理解と実装理解です。副業や自主制作でもよいので、ユーザー課題、仮説、検証、改善の流れを 1 件作っておくと、職種変更の納得感が上がります。中途ポートフォリオの最新トレンドも参考に、作品数より質を優先してください。
判断前に確認したいチェックリスト
- 各案件で自分の担当範囲を明記しているか
- 完成画面だけでなく検討過程と失敗案を示しているか
- Figma の運用ルールやハンドオフ経験を説明できるか
- 年収交渉で制作物ではなく事業貢献を語れるか
関連記事
この記事で役立つ転職サービス
まとめ
デザイナー転職は、作品の量ではなく「判断の質」を見せる勝負です。誰のどんな課題を解き、どの制約の中で形にしたのかを言語化できれば、職種をまたいだ転職でも評価されます。
この記事を読んだ方におすすめの転職サービス
本記事の内容を実践する際に併用すると効果的なサービスです。AI で実績バンクを整えてから利用すると、書類通過率・面接通過率が大きく変わります。
※ 当ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています。掲載企業から成約時に紹介料を受け取る場合がありますが、評価内容・順位は編集部独自の基準に基づいています。
あなたにおすすめ
タグとタイトルの近さから、この記事とあわせて読みたい記事を自動で選んでいます。
中途転職者向け ポートフォリオ・GitHub・ブログ活用術 2026
職務経歴書だけで差がつかない時代、GitHub・Note・X・個人サイトなどのオンライン資産が採用担当者の事前スクリーニングに使われています。中途転職者が 3 ヶ月で整備すべきオンライン資産の優先順位と具体的な構築方法を解説。
記事を読むスキルポートフォリオと職務経歴書、2026年の中途採用で評価されるのはどっち
GitHub・Notion・個人サイトなどのスキルポートフォリオは、職務経歴書の代わりになるのか。エンジニア・デザイナー・マーケター・PMの4職種別に、ポートフォリオと職経の使い分けと併用法を解説します。
記事を読むリモート/ハイブリッド時代の職務経歴書テンプレート
リモートワーク・ハイブリッド勤務が当たり前になった今、職務経歴書に求められる要素が変わっています。採用担当者が「このリモート人材は信頼できる」と判断するために必要な記述のポイントと、2026年対応の職務経歴書テンプレートを解説します。
記事を読むマーケター転職 完全ガイド 2026|デジマ/コンテンツ/プロダクト別
マーケター転職は職種が細分化されており、デジタルマーケ・コンテンツ・プロダクトマーケで求められるスキルと年収が異なります。27-32 歳向けに職種別の年収レンジ・評価されるポートフォリオ・志望動機例文 5 本を解説します。
記事を読むSaaS スタートアップ転職 2026|シリーズ別の年収・SO 評価
SaaS スタートアップ転職で重要なシリーズ A/B/C/D の違い、年収レンジ、ストックオプションの見方、ARR と PMF の確認ポイントを整理します。
記事を読むヘルステック転職 2026|医療 DX・遠隔診療・PHR の主要 25 社
医療 DX、遠隔診療、PHR、製薬支援などヘルステック領域の転職市場を、職種別ニーズ、必要スキル、規制理解、年収レンジから解説します。
記事を読む監修者プロフィール
編集・監修HR・採用編集ペンネーム
採用・HR領域コンテンツ担当
キャリアバンクAI編集陣がHR・採用領域のコンテンツを担当する際に用いるペンネームです。公開されている採用市場データと一般公開情報をもとに、職務経歴書・面接対策・オファー交渉の記事を編集しています。
- 執筆記事数
- 1本