年収
700万円
国内大手BtoB専門商社(東証プライム上場)
法人営業部 主任(製造業・流通業担当)
年収
+57%1100万円
国内SaaS系スタートアップ(シリーズB・従業員100名)
営業統括部長(SMB・エンタープライズ担当)
課題
転職前に越える必要があった壁
- 大企業の安定感を捨ててスタートアップで部長職を担う覚悟と、失敗リスクへの不安があった
- 商社での法人営業経験をSaaS営業に転換できるか、業界知識のギャップが懸念だった
- スタートアップの営業組織立ち上げ(採用・プロセス設計・OKR設定)の経験がなかった
- 年収700万円から1,000万円超へのジャンプは実績の証明が難しく交渉根拠に悩んでいた
- スタートアップの資金状況・成長性・倒産リスクをどう評価すれば良いかわからなかった
取り組みプロセス
Week 1
商社での法人営業実績を徹底的に棚卸し
年間売上管理額(80億円)・新規開拓件数(年間30社)・チーム管理経験(5名)・大型案件クロージング実績(最大1.5億円)を整理
Week 2
SaaS営業職・営業マネージャー職の求人20件を精読
MRR成長・パイプライン管理・SalesforceやHubSpot活用が求められると把握。SaaS基礎(ARR・LTV・CAC・NRR)を習得
Week 3
職務経歴書を「大型法人開拓とチームマネジメントの実績」を中心に再構成
商社営業の数値(売上・開拓件数)をSaaS文脈(ARR貢献・パイプライン管理)へ翻訳して記述
Week 4
SaaS特化エージェント2社に登録
シリーズB以降のスタートアップの非公開求人8件にアクセス。スタートアップの財務状況(資金残高・バーンレート・次回調達タイミング)の確認方法を学習
Week 5
4社で一次面接
「なぜ大企業からスタートアップへ」という核心質問に対し、組織が小さいうちに営業組織を自ら設計・構築したいという具体的なビジョンで回答。大型商談クロージング経験が各社で高評価
Week 6
2社で最終面接
CEO・CFOとの対話。営業組織の立ち上げ計画(90日・6ヶ月・1年のロードマップ)を資料として持参し、入社後の具体的な貢献イメージを提示
Week 7
内定2件(年収950万円・1,000万円)
「大型法人開拓経験とチームマネジメント実績」を根拠に1,100万円への交渉を実施。ストックオプション(0.3%)の条件も確認
Week 8
第一志望のSaaSスタートアップから1,100万円(SOPオプション...
商社への退職申し出を実施
学び
- BtoB商社での大型法人営業経験はSaaS企業のエンタープライズ営業に直接転換できる。顧客折衝力と案件管理力は業界横断で評価される
- スタートアップの営業部長職への転換では「組織設計・採用・プロセス構築」の能力を具体的に語れることが鍵
- 入社後の90日・6ヶ月計画を資料として持参することで、CEOレベルの面接官に「即戦力の部長候補」として認識させられる
- スタートアップのリスク評価(資金残高・次回調達・倒産リスク)は入社前の必須調査。シリーズB以降かつ資金残高18ヶ月以上が安全ライン目安
- ストックオプションを含めたトータル報酬で見ると、シリーズB相当のスタートアップは大企業を大幅に上回るポテンシャルがある
ご本人コメント
「スタートアップは不安定」という意識がずっとありましたが、CFOに財務状況を直接確認したら思った以上に健全で安心できました。面接で営業組織の立ち上げ計画を持参したことで「この人ならできる」という信頼感を作れたのが大きかったと思います。年収交渉も根拠を整理したら1,100万円まで上げられて、準備の力を改めて実感しました。